バングラデシュ人の平均年収・最低賃金はいくら?日本で働く人が増加する理由・バングラデシュ人とうまく仕事を進めるコツ
- numabukuro4649
- 7月8日
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更新日:8月26日

バングラデシュは、縫製品の輸出や労働者からの送金によって、 都市部の経済が成長している国です。しかし、日本と比べると所得の水準が低く、所得格差や貧困などさまざまな課題を抱えています。
この記事では、バングラデシュ人の平均年収や最低賃金についてまとめました。日本とバングラデシュの労働環境の違いや、バングラデシュ人とうまく仕事を進めるコツもご紹介しています。
バングラデシュ現地の給与事情を把握し、採用計画に役立てたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、外国人採用の流れや必要な手続きはこちらの記事で解説しています。
目次
10.まとめ
1.バングラデシュ人の平均年収に関する基本情報

ここでは、バングラデシュ人の平均年収や業種・地域ごとの収入の違いを解説しています。2023年に実施された最低賃金の改定についても見ていきましょう。
バングラデッシュ人の平均年収は日本円で約13万4,600円
経済・産業・金融に関する統計データを提供しているCEICによると、バングラデシュ人の平均年収は2022年12月時点で995.873米ドルとのことです。2022年12月の平均レート「1米ドル=135.19円」で計算すると、日本円で約13万4,600円です。
2000年12月から2022年12月までの年収の平均値は439.888米ドルのため、バングラデシュ人の所得は上昇していることが分かります。

しかし、日本人と比較してみると、平均年収はまだまだ低いのが現状です。
また、バングラデシュでは都市部と農村部、富裕層と貧困層の間で収入格差が生じています。平均年収は約13万4,600円ですが、農村部の貧困層の人はもっと低くなると予想できるでしょう。
業種や職種ごとの平均年収の違い
従業員監視ツールのTime Doctorでは、バングラデシュ人の収入に関するデータが提供されています。代表的な業種や職種ごとの平均月給の違いは、以下の通りです。
業種 | 平均月給(BDT) | 平均月給(JPY) ※2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算 |
ゼネラルマネージャー | 4万8,000タカ | 約5万6,740円 |
電気技師 | 2万6,300タカ | 約3万1,090円 |
機械エンジニア | 2万5,700タカ | 約3万380円 |
ソフトウエアエンジニア | 2万5,600タカ | 約3万260円 |
公認会計士 | 2万3,600タカ | 約2万7,900円 |
Web開発者 | 2万2,600タカ | 約2万6,720円 |
不動産業者 | 2万2,600タカ | 約2万6,720円 |
財務アナリスト | 1万3,700タカ | 約1万6,200円 |
損害査定人 | 9,660タカ | 約1万1,420円 |
最も平均月給が高いゼネラルマネージャーは、4万8,000タカ(約5万6,740円)です。平均年収に換算すると、約68万円になります。機械エンジニアやソフトウエアエンジニアなど、IT関連の職種も比較的給与が高めです。
地域ごとの平均年収の違い
バングラデシュでは、業種や職種に加えて地域ごとでも収入の格差が見られます。バングラデシュ政府統計局(BBS)によると、2022年時点の地域別の世帯平均月収は以下の通りです。
地域 | 世帯平均月収(BDT) | 世帯平均月収(JPY) ※2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算 |
National(全国) | 3万2,422タカ | 約3万8,320円 |
Rural(田舎) | 2万6,163タカ | 約3万920円 |
Urban(都市部) | 4万5,757タカ | 約5万4,080円 |
Rural(田舎)の世帯平均月収は約3万920円、Urban(都市部)は約5万4,080円と大きな開きがあることが分かります。
都市部は農村部と比べて農業以外の雇用も多く見られるため、収入の水準も相対的に高くなると考えて良いでしょう。
2023年に最低賃金を改定
バングラデシュでは、5年に一度の総選挙前に縫製産業における最低賃金が改定される傾向があります。過去には、以下の通り2013年11月・2018年9月・2023年11月に最低賃金が改定されました。
年度 | 最低賃金(BDT) | 最低賃金(JPY) ※2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算 |
2013年11月 | 月額5,300タカ | 約6,264円 |
2018年9月 | 月額8,000タカ | 約9,456円 |
2023年11月 | 月額1万2,500タカ | 約1万4,775円 |
2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算すると、日本円に換算して2013年11月に月額6,264円、2018年9月に月額9,456円、2023年11月に月額1万4,775円と最低賃金が引き上げられました。縫製産業以外でも、この改定に準じて産業別に最低賃金が見直される場合があります。
また、2025年におけるバングラデシュの最低賃金は、2024年と同じ月額1万2,500タカで据え置かれました。
2.新卒のバングラデシュ人の初任給

バングラデシュ外務省によると、工科大学卒業生(ポリテクニック)の初任給は約9,200タカと報告されています。2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算すると、日本円で約1万870円です。
一方で、2019年度における日本人の企業規模計の初任給は以下の通りです。
学歴 | 初任給(企業規模計) |
大学院修士課程修了 | 23万8,900円 |
大学卒 | 21万200円 |
高専・短大卒 | 18万3,900円 |
高校卒 | 16万7,400円 |
日本人と比較してみると、新卒のバングラデシュ人の初任給はかなり低い水準であることが分かります。
3.バングラデシュでの生活費の目安

ここでは、バングラデシュの首都であるダッカを例に生活費の目安をまとめました。まずは、家賃の目安から見ていきましょう。
物件の種類 | 月額家賃(BDT) | 月額家賃(JPY) ※2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算 |
郊外のアパート (ワンルーム) | 5,000~1万2,000タカ | 約5,900~1万4,180円 |
中心部のアパート (ワンルーム) | 8,000~2万タカ | 約9,460~2万3,640円 |
中心部のアパート (ベッドルーム3室) | 2万5,000~6万タカ | 約2万9,550~7万920円 |
家賃の相場は、物件の種類に加えて居住エリアによっても変わります。外国人が多く住むエリアの場合、月額家賃は高めの傾向です。
次に、光熱費や食費など、他の項目別の生活費をご紹介します。
項目 | 生活費(BDT) | 生活費(JPY) ※2025年6月30日時点のレート「1BDT=1.182円」で計算 |
ガス代 | 約1,000タカ | 約1,180円 |
電気代 | 約1,500~2,000タカ | 約1,770~2,360円 |
食費(自炊中心) | 約5,000タカ | 約5,910円 |
交通費(マンスリーバス) | 約1,500~5,000タカ | 約1,770~5,910円 |
通信費(携帯電話・固定回線) | 約300~2300タカ | 約354~2,720円 |
あくまでも目安ですが、バングラデシュの物価は日本と比べて非常に安いです。地方部や農村部の場合、生活費はさらに安くなると予想できます。
しかし、項目によっては日本とあまり差がないケースも少なくありません。例えば、バングラデシュで自炊中心の生活を送ると、食費の目安は約5,000タカ(約5,910円)です。
反対に外国人向けのレストランを利用する場合、1人当たり2,500~3,500タカ程度かかることもあります。日本円に換算すると約2,960~4,140円のため、バングラデシュにおける全ての物価が安いとは言い切れないでしょう。
4.日本とバングラデシュの労働環境の違い

ここでは、日本とバングラデシュの労働環境の違いを解説していきます。
労働環境の違い | 日本 | バングラデシュ |
労働時間 | 1日8時間以内、週40時間以内 | 1日8時間以内、週48時間以内 |
残業手当 | 1日8時間・週40時間を超える時間外手当は25%以上 | 1日8時間を超える勤務では基本給に対して100%の割増 |
有給休暇の繰り越し | 年次有給休暇は2年で時効を迎える | 年次有給休暇は事務所の性質に応じて60~80日、その他の休暇は繰り越し不可 |
ボーナスの支給回数 | 1年に2回(会社ごとの規定) | 1年に2回(festival bonusは支給義務) |
労働時間や残業手当など、複数の項目別で見ていきましょう。
(1)労働時間の違い
バングラデシュの労働法では、1日の労働時間について以下のように規定されています。
通常の就労時間は1日に8時間まで
残業手当が支給される場合は、1日10時間以内の就労が認められる
1週間に48時間を超えて就労してはならない
日本の労働基準法では、1日の労働時間は8時間までと定められているため、バングラデシュと違いはありません。しかし、1週間の労働時間は、バングラデシュが48時間以内、日本が40時間以内と異なります。
(2)残業手当の違い
バングラデシュ労働法の第108条では、残業手当について以下のように規定されています。
労働者が1日または1週間において法律で定められた時間を超えて労働した場合、通常の基本給に加えて2倍の割合の残業手当を受け取る権利を有する
時間外労働に対する特別手当は、出来高制労働者には適用されない
第108条の規定の遵守を確保するために、政府は事業所が備え置くべき登録簿を定めることができる
ここでいう法律で定められた時間は8時間です。企業によってあいまいなケースはありますが、1日8時間を超える勤務では通常賃金の2倍に該当する割増賃金の支払いが法律で義務付けられています。
一方で、日本における割増賃金の規定は以下の通りです。
割増賃金 | 割増率 |
時間外手当(1日8時間・週40時間の法定労働時間を超えた時) | 25%以上 |
時間外手当(時間外労働が1ヶ月60時間を超えた時) | 50%以上 |
休日手当(法定休日に勤務させた時) | 35%以上 |
深夜手当(22時から5時までに勤務させた時) | 25%以上 |
つまり、残業手当の割合は日本よりもバングラデシュの方が高いことが分かります。ただし、バングラデシュでは法的規定と実際の運用に差が生じている点を考慮しなければなりません。
(3)有給休暇の違い
バングラデシュでは、以下の通り複数種類の有給休暇が定められています。
有給休暇の種類 | 概要 |
Casual leave(臨時休暇) | 全ての労働者は年間10日間の臨時休暇を取得する権利を有する |
Sick leave(病気休暇) | 新聞社職員を除く全ての労働者は、年間14日間の病気休暇を取得する権利を有する |
Annual leave with wages(年次有給休暇) | 1年間の継続勤務を完了した成人労働者は、労働日数18日につき1日の年次有給休暇が与えられる(商店や工場の場合) |
Festival holidays(祭りの休日) | 全ての労働者は、年間11日間の祝祭日を有給で取得できる |
労働者の権利として、臨時休暇・病気休暇・年次有給休暇・祭りの休日が認められています。なお、年次有給休暇は事務所の性質に応じて最大60~80日まで繰り越しができるのに対して、その他の休暇は繰り越し不可です。
日本では有給休暇が与えられた日から1年間で使い切れなかった場合、翌年へ繰り越すことができます。しかし、与えられた日から2年で時効を迎えるため、無制限の繰り越しはできません。
(4)ボーナスの違い
バングラデシュでは、工場や事業所に継続して1年以上勤務した場合、毎年2回のfestival bonus(祝祭手当)が支給されます。企業によって異なりますが、1回目は断食(ラマダン)、2回目は犠牲祭(クルバーニ)のタイミングで支給されることが多いです。
日本の場合、夏と冬の年2回、支給する企業が多い傾向にあります。
ただし、バングラデシュの祝祭手当は支給義務があるのに対して、日本ではあくまでも会社ごとの規定です。ボーナスの支給回数は同じでも、制度的な意味合いには違いがあります。
5.バングラデシュ人から見た日本就職・日本企業の魅力

日本で働くバングラデシュ人は増加傾向にあります。以下では、バングラデシュ人から見た日本就職や日本企業の魅力をまとめました。
(1)バングラデシュ国内よりも高収入が期待できる
(2)ITエンジニアとしてスキルアップを目指せる
(3)治安が良くて家族が安心して送り出せる
なぜ日本が就労先として選ばれているのか、3つの魅力を見ていきましょう。
(1)バングラデシュ国内よりも高収入が期待できる
前述した通り、バングラデシュ人の平均年収は日本円で約13万4,600円と、日本と比べて非常に低い水準です。そのため、高収入を求めて日本を就労先に選ぶバングラデシュ人が増えています。
日本の経済的な安定や高い給与水準は、バングラデシュ人にとって強い動機のひとつになるでしょう。
(2)ITエンジニアとしてスキルアップを目指せる
バングラデシュでは、近年IT産業が成長しています。しかし、バングラデシュ国内では雇用機会が限られており、自国でITエンジニアとして働ける人は一握りです。
一方、テクノロジー先進国の日本ではIT分野の求人が豊富で、より高いレベルで実務経験を積むことができるでしょう。キャリアアップやスキル向上を目指し、日本での就労を希望するバングラデシュ人が年々増加しています。
(3)治安が良くて家族が安心して送り出せる
日本は、世界的に見て治安の良い国です。そのため、家族も安心して送り出すことができます。
治安があまり良くない地域に住むバングラデシュ人にとって、安心して生活や仕事ができる日本は、本人にとっても家族にとっても大きな魅力です。
6.バングラデシュ人の働き方|日本人との違い、注意点は?

ここでは、バングラデシュ人の働き方についてご紹介します。
(1)職場のフレキシビリティを重視する傾向がある
(2)家族に少しでも多く送金することを考えている
(3)年上や目上の人に対しての尊敬心を重視する傾向がある
(4)強い信仰心が誠実な労働態度の基盤になっている
(5)時間に対して比較的寛容な文化がある
日本人との違いや注意点について詳しく見ていきましょう。
(1)職場のフレキシビリティを重視する傾向がある
バングラデシュ人は、ワークライフバランスを大切にする傾向があります。これは、自分自身の生活スタイルや家族との時間を大事にしているからです。
そのため、職場選びではフレキシビリティ(柔軟性)を重視する人が多く、過度なプレッシャーや長時間の残業はストレスを感じやすい傾向があります。
とはいえ、バングラデシュ人が一切の残業を拒否するわけではありません。「適度な残業時間である」「残業代がきちんと支払われる」など、条件が整っていれば協力的に対応してくれることが多いです。
(2)家族に少しでも多く送金することを考えている
バングラデシュ人は、日本以上に家族思いの人が多いとされています。家族に少しでも多く送金することを目的に、海外へ出稼ぎに出る人も少なくありません。
そのため、バングラデシュ人は給与や待遇で仕事を選ぶ傾向があります。より良い収入を求めて職場を探すことが一般的です。
(3)年上や目上の人に対しての尊敬心を重視する傾向がある
バングラデシュでは、日本と同様に年功序列の考え方が根付いています。中でも、年上や目上の人に対して、敬意を払うのが大切です。
この考え方は仕事にも当てはまることが多く、上司に対しての尊敬心を重視する傾向があります。日本人に近い人間関係の常識を持っているため、バングラデシュ人は比較的日本の職場に適応しやすいと考えて良いでしょう。
(4)強い信仰心が誠実な労働態度の基盤になっている
バングラデシュ人は、仕事に対して真面目で誠実な人が多いといわれています。その背景には、宗教への深い信仰心があると考えて良いでしょう。
バングラデシュでは、国民の約91%がイスラム教を信仰しています。イスラム教への強い信仰心が、労働への責任感や真摯な態度に表れているのが特徴です。
(5)時間に対して比較的寛容な文化がある
バングラデシュでは、時間に対して比較的寛容な文化があります。日本人と比べてみると、時間厳守の意識はそこまで強くありません。
集合時間に数十分ほど遅れることに対して、ある程度文化的に容認されています。しかし、近年では都市部を中心に、時間を守る意識が徐々に広まりつつあるようです。
7.バングラデシュ人のスタッフとうまく仕事を進める4つのコツ

ここでは、バングラデシュ人のスタッフとうまく仕事を進める4つのコツをご紹介します。
(1)宗教的価値観やマナーの違いに配慮する
(2)分かりやすい日本語で指示や指導を行う
(3)日本人の時間感覚について理解してもらう
(4)生活面でのサポートをする
どのような点に配慮すべきなのか、具体的に見ていきましょう。
(1)宗教的価値観やマナーの違いに配慮する
前述した通り、多くのバングラデシュ人はイスラム教を信仰しています。バングラデシュの人々は宗教的価値観を大切にしているため、文化やマナーの違いに配慮するようにしましょう。
例えば、1日に数回の礼拝の時間や、口にできない食べ物への理解が必要です。とはいえ、バングラデシュのムスリムは、穏健派と呼ばれることがあります。厳格なムスリム国と比較して教義の解釈が柔軟なため、過度に神経質になる必要はないでしょう。
(2)分かりやすい日本語で指示や指導を行う
バングラデシュの公用語は、ベンガル語(国語)です。しかし、ある程度の教育を受けた人は英語も使用できます。家族の会話で、ベンガル語と英語を混ぜ合わせて使うこともあるようです。
ただし、日本での就労を希望する全てのバングラデシュ人が、日本語を流暢に話せるとは限りません。そのため、分かりやすい日本語で丁寧に指示や指導を行い、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。
(3)日本人の時間感覚について理解してもらう
バングラデシュ人は、時間に対する考え方が緩やかな傾向があります。そのため、バングラデシュ人のスタッフと一緒に働く際は、日本人の時間感覚について説明することが大切です。
「遅刻は業務に支障を来たす恐れがある」「仕事では報連相(報告・連絡・相談)が大事」など、時間の重要さを分かりやすく伝えましょう。時間の重要性を理解してもらうと、スムーズな協力体制を築くことができます。
(4)生活面でのサポートをする
日本で働くバングラデシュ人に対して、仕事のサポートはもちろんのこと、生活面での支援も欠かせません。例えば、水回りの使い方やゴミの分別方法など、来日直後に分かりやすく伝えることが大切です。
また、異国での生活に不安や孤独を感じ、ホームシックにかかる人も少なからずいます。そのような場合には、同じバングラデシュ人の仲間と一緒に過ごせる時間や場所を設けて、安心して生活できる環境をつくりましょう。
8.【事例】バングラデシュ人を採用した企業の声
ここでは、実際にバングラデシュ人を採用した企業様の声や事例をご紹介します。
【株式会社マカルーデジタル】ITエンジニアを採用(技術・人文知識・国際業務ビザ)
こちらの企業様では、バングラデシュ人のITエンジニアを「技術・人文知識・国際業務ビザ」で採用しました。選考するに当たって、以下の2点を重視されたとのことです。
日本で生活する覚悟があるのか
会社のことをどこまで理解しているのか
実際に外国人を受け入れたことで、「技術力が高くて素晴らしい出会いだった」「外国人採用に前向きになった」との声が寄せられました。弊社Connect Job(フォースバレー・コンシェルジュ)を活用し、「一定数の候補者をご紹介頂ける点がありがたい」との評価を頂いています。
外国人ITエンジニアの採用事例の詳細については、以下の記事をご覧ください。
【大手高速バス会社】バスドライバーを採用(特定技能「自動車運送業」ビザ)
こちらは、大手バス会社様の採用事例です。日本での就労意欲があるバングラデシュ人のバスドライバー候補を、弊社パートナーとConnect Jobが事前選考し、企業様へご紹介いたしました。
オンライン面談などを実施し、募集から2ヶ月で内定に至っています。内定後は現地の日本式教習所でのトレーニングや日本語教育を併せて行い、充実した研修を経て入国します。
また、バングラデシュは、国民の約9割がムスリム(イスラム教徒)のため、その責任感のある性格から、ドライバー職種と相性が良いとされています。特定技能の「自動車運送業ビザ」でバスドライバーの採用を検討している企業様は、ぜひ参考にされてください。
9.【事例】日本で働くバングラデシュ人へのインタビュー
バングラデシュ出身のITエンジニアへのインタビューをご紹介します。
マカルーデジタルで勤務するビプロブさんは、元々バングラデシュの日系オフショア企業で働いていました。Connect Jobを通じて選考を受け日本企業からオファーを受けたことをきっかけに、日本で働くことを決意しました。
家族と共に日本に渡り、今はチームを統括するリーダーとして活躍中。ミャンマー、ブラジル、ロシアなど多様な国籍のメンバーをマネジメントしています。
日本でどのようなキャリア選択をしたのか、仕事のやりがいや次世代へのアドバイスについてインタビューしていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
▼Connect Times : Working Beyond Borders: Biplob’s Journey at Marcareux Digital
10.まとめ
バングラデシュ人の平均年収は、2022年12月の時点で日本円にして約13万4,600円と低い水準です。業種や地域で多少の差はあるものの、最低賃金も月額1万2,500タカ(約1万4,780円)と低く設定されています。
このような背景から、より良い収入を目指して日本での就労を希望する人が増えました。しかし、バングラデシュ人の働き方は、「フレキシビリティを重視する傾向がある」「時間に対して寛容な文化がある」など、日本人と異なる部分があります。
バングラデシュ人の雇用を検討している企業や人事担当者は、本記事を通じて現地の給与事情や日本との労働環境の違いを把握し、今後の採用計画に役立ててみましょう。外国人採用に関するご不明点があれば、弊社へお気軽にご相談ください。
外国人採用・グローバル採用、スタートするなら今
外国人材の採用をはじめたいけれど、ビザの手続きや受け入れ体制の整備などの不安があるという方へ。
Connect Job は、世界中から46万人の登録者が利用しており、日本での就職を希望する優秀な外国人材と企業をつなぐプラットフォームとして、多くの企業に選ばれています。
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ご準備不要!「こんな人材を募集している」と伝えるだけでOKです!
Connect Job編集部
世界中のトップクラス人材と企業を繋ぐ外国人採用のトータルサポート「Connect Job」。Connect Job編集部は外国人採用と長年向き合ってきた経験をもとに、採用に役立つ実践的なノウハウや最新動向をお届けします。
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